ADHD主婦のわたしが料理で工夫していること
こんにちは。
今日は、わたしが料理をする時に工夫していること・気を付けていることを紹介しようと思います。
まずわたしの料理歴をご紹介します↓
・結婚前は一人暮らしでお弁当などを作っていた
・結婚後はほぼ毎日料理をつくっている
・得意料理はハンバーグ、餃子、豚汁
という感じで、料理は元々好きなので独身時代も少しやってました。でも独身時代は自己流でやっていたので、結婚後に正しいやり方を調べて現在はそのやり方に慣れるのに必死、という感じです(笑)
まだまだ失敗してしまう事もあるのですが、わたしなりに工夫している事をご紹介していきます。
よかったら参考にしてください。
まずはレシピを忠実に守る
料理のレパートリーを増やす為にも、いろんなレシピサイトやアプリ、料理本を見るのですが、まず大事なのはレシピを忠実に守ることだと思います。
始めてつくるレシピだと、最初ざっとレシピ全体を読んで、作りながらその都度次の工程を確認していく、というように慎重につくるのがいいと思います。
ADHDは発想が豊かなので、自己流アレンジとかアイデア料理とかしたくなるかもしれませんが(わたしも難しいことにチャレンジしようとしがち^^;)、
まずは、簡単な料理をレシピ通りにつくる!
基本もできないのに、応用に行っちゃだめなんですよね。
それに、基本の料理も奥が深くて、美味しく作れるようになるには時間がかかったりしますから、まずはレシピ通りに!
そして、次です。
自分だけのレシピノートをつくる
わたしはクックパッドやクラシルをよく使うのですが、これらのアプリ、
レシピが省略して書かれてたり、酷い時は正確に書かれていない(工程が抜けてる)なんてことが結構あるんですよ^^;
忠実につくっても、「え?この後これはどうするの?書かれてない?」なんてことがあって、困惑する事があるんですよ。
クックパッドなんかは、素人の方が書いてるので、まぁ仕方ないですよね^^;
料理の基本がわかってる方からしたら、「そんなの見なくてもわかるっしょ♪」って感じなのかもしれませんが、勉強中のわたしにはさっぱりわからず。
そんな事があるので、わたしは自分だけのレシピノートをつくっています!
これが実際につくってるレシピノートです。
あんまり綺麗に書いてないので恥ずかしいですが・・・。
まず新しいレシピをつくる時はその通りにつくってみて、
・実際に作ってみて、次はこうした方がいいと思う点
・失敗したから次は気を付けたい点(赤字)
・自分の家でつくる時の分量
など、既存のレシピを自分用に書き換えてまとめています。
ポイントは、つくったらその日のうちにまとめる!という事。
わたしは次の日にはどこが難しかったとか、細かい事はすべて忘れてしまいます(笑)
わたしは同じレシピをまた作ろうとした時、前にどのサイトで見たかわからなくなる事があるので、そういう意味でも一度作って美味しかったレシピをまとめておくと、とっても便利です♪
わたしは無印のバインダーにインデックスのシールを貼って種類ごと(主菜・副菜・麺など)にまとめています。
実際に料理するときは、
ガスコンロの換気扇の淵に100均の吊り下げフックで挟んでひょいっと掛けて、これを見ながら調理してます。
レシピだけじゃなくて、野菜の保存方法とか、料理の基本的なことなんかもまとめておくと、見返す事ができて便利ですよ!
レシピノート、ちょっとめんどくさいですが、忘れっぽい&既存のレシピ以外のポイントで注意しないといけないADHDの方にはとってもおすすめです!
自分が好きなようにデコレーションしたりイラストを書いたりすると、楽しくて続けられますよ(^3^)
一度に何品もつくらない
料理が得意な人だと、ささっと1時間で4品つくっちゃう♪なんて人もいるのかもしれませんが、ADHDには不可能だと思います。
同時進行でいろんな作業をするのが苦手なADHDにとっては、到底不可能な高等テクニックです(涙)
わたしは専業主婦なので、昼間に汁物や副菜はつくっておいて、夕方主菜や炒める系の副菜はつくる、という感じで、余裕をもってつくっています。
一度に3品、4品つくるってなると、時間配分や順番を考えながらつくならきゃいけないし、わたしの場合途中で集中が切れてしまうので(汗)、なるべく同時につくらないようにしてます。
わたしは専業なので昼間つくれますが、兼業の人だったら週末副菜はつくり置きする、とか、汁物はできあいのもので済ます、料理キットを使うとかがいいんじゃないかな、と思います。
個人的にはADHDで兼業の方は家事は無理しない方がいいんじゃないかと思ってます。。旦那さん次第ですが。。
タイマーを忘れずに
ADHDの方がやってしまう失敗で多いんじゃないかなぁと思うのが、
・鍋を火にかけていたのを忘れて違うことをして焦がしてしまう
という失敗。わたしも何度もやったことがあります^^;
料理って、結構待つ作業が多くて、待つのが苦手な特性のあるADHDにとって、つらいものがあるんですよ。
そんな時に便利なのが、タイマー♪(知ってるって?笑)
まぁ誰でも使うと思うんですが、このタイマーを忘れずにかけることはとっても大事です。
・煮物で長時間煮込む時は、たまに見に行く時間も考えて設定。
・レシピに3分炒める、とあればその通りに設定。
時間の感覚が鈍いADHDにとって、タイマーはかかせません。
料理の時は特に、自分の感覚でやってしまうと思ったより火が通ってない、焦げてる・・・なんてことになってしまうので、タイマーは必須です!
あ、あと、ご飯を炊くのを忘れないように、アラームを設定するのもわたしはやってます。よく炊き忘れるんですよー><
包丁はセラミック・鍋は取っ手のとれるもの
わたしは包丁はセラミックの、先の尖ってないものをつかっています。
なぜかって、安全だからです。
不注意の多いADHDにとって、野菜や肉を切る作業、集中してない時にやって誤って指を切り落とす(ぎゃー)なんてことも、ありえなくないんですよ、いやマジで。
セラミックの包丁で怪我をしたことは、今のところ一度もないです。
子どもでも使える包丁ですからね^^;
そして大事なのは、使わない時は刃の部分を体の反対に向けて横向きに置くこと。
縦向きに置くと、体が当たって落ちたりしてセラミックといえど危ないですから。
基本ですが、きちんと守った方がいいと思います。
ただ、セラミック包丁はカボチャなど固いものが切りずらかったり、先が尖った包丁を使いたい時もあるので、現在もう一つ包丁の購入を検討中です。
でも普段使いはこれからも絶対セラミックにします。
お鍋は、取っ手の取れるものがおススメです。
取っ手が取れないものだと、コンロから常に取っ手が出ることになるので、
例えばフライパンで揚げ物を揚げながら、後ろの冷蔵庫から食材を出す時。体が取っ手に当たって鍋をひっくり返す・・・なんてことを不注意なADHDはやってしまいそうですよね。
でも取っ手の取れるシリーズなら長時間火にかける時は取っ手をとってしまえば、当たってしまう心配もないので、安心です。
それに洗いやすいし、収納もしやすいので、とっても便利ですよ(^^)
他にも買ってよかった~と思える便利グッズとかあるので、別の記事で紹介できたらと思います。
収納にこだわる
ADHDは片付けが苦手という特性がありますが、その対処で一番いいと思うのが収納にこだわることだと思っています。
キッチンの収納も、料理しやすいように導線を考えて見やすく収納すると、
・調味料をどこに置いたかわからず使う時焦る
・奥の方に行ってしまって賞味期限が切れてる
なんてことにならずに済むので、きれいに収納するのは大事だと思います。
買い物してしまう時も、定位置を決めてあるので迷う事なくさっとしまう事ができます。
我が家の冷蔵庫の収納をご紹介すると、
他の方がタッパーで冷凍庫にきれいに収納しているのをマネして、セリアのタッパーを使って収納しています。
本当は透明のタッパーがよかったのですが、サイズが合わなかったので、仕方なく白いタッパーにしました。
ラベルを貼ってるので何が入ってるのかはわかるのですが、少し在庫管理がしにくいです^^;
冷蔵庫は特に、ごちゃごちゃにしてしまうと賞味期限切れが大量発生、なんてことになりかねないので、収納にこだわることをおすすめします。
めんどくさがりのADHDでも、一度きれいに収納してしまえば散らかすこともなくなりますよ(^^)
以上、料理で工夫してる事をご紹介しました。
料理は主婦としてはできて当然の家事ですが、奥が深くて、最初からできるようにはならないです。
ましてADHDにとって料理は、一番難易度の高い家事だと思います。
でも諦めずにやってれば、必ずできるようになります!
何度も失敗して、自分の定番料理をつくれるようになるといいと思います。
わたしももっと旦那さんに喜んでもらえるように、がんばります!!
読んでいただきありがとうございました(^^)